パーソナルカラーという言葉を聞いたことがないという方でも、雑誌やショッピングサイトで「イエベ(イエローベース)」「ブルべ(ブルーベース)」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか?
一言で説明すると、「お顔映りをキレイに見せてくれる色」のことを一般的にパーソナルカラーとされています。
自分の持っている質感から導き出されるパーソナルカラーですが、最近では自分で簡易診断するツールもあったりしますね。
でも、実はそれだけでは語れないのが本当のパーソナルカラーだったりするんです。

パーソナルカラーって、イエベ春、ブルべ冬とか季節に分かれいるものですよね。
自己診断でイエベ春だってこともわかっています。
これがわかっていれば、パーソナルカラーはもうバッチリですよね?

そうですね、雑誌などではよく春夏秋冬のフォーシーズンで分けられていて、イエローベースかブルーベースのどちらかで表現されています。
でも実は、色はグラデーションで繋がっていて、イエローベースとブルーベースの中間の色(ニュートラル)があったり、シーズンに当てはまらない人も多いって知ってましたか?

え…?!そうなんですか…?
そもそも私はイエベ春じゃないってこともあり得るってことですか?💦

その可能性は充分あるんです。
どうしてシーズンで分けれられないことが起こるのかを知るために、まずはパーソナルカラーは何なのか?を詳しく解説していきますね!
知ると得する?! パーソナルカラーで叶うこと
最近雑誌やファッション通販サイトでも目にすることが多くなったパーソナルカラー。
パーソナルカラーを知ると、どんないい事があるのでしょうか。
\ こんなことが叶います /
「結婚式で自分史上最高にキレイを引き出したい」
「好きなドレスを着こなしたい」
「意外なカラードレスでみんなを驚かせたい」
「似合うを知って新しい自分をみつけたい」
「目のクマなどの肌悩みを目立たなくしたい」 etc…
身に着ける人の魅力を最大限に引き出してくれるのがパーソナルカラー。
キラキラと瞳の色が輝いて見えたり、お肌がなめらかで美しく見えたりするんです✨
具体的にどんな色をパーソナルカラーというのか、解説していきます📝
パーソナルカラーとは
パーソナルカラーの考え方
パーソナルカラーとは、冒頭でも表記した通り、一般的には「持っている質感と馴染んでお顔周りをキレイに見せてくれる色」のことをいいます。
たしかにその通りなんですが、それだけではないんです。
実は、「コントロールカラーのように持っている質感を補正してお顔周りをキレイに見せてくれる色」もパーソナルカラーなんです。
パーソナルカラーはただ単に似合う色のことではなかったの…?
それってどうゆうこと? と思うかもしれません。
でも、ここが大切なポイント。
この認識が抜け落ちている診断では、本当の似合うを見逃してしまっていたり、似合う色に囚われすぎて自由に色が選べなくなることがあります。
補正する色とは
パーソナルカラーは、その方に際立ってお似合いになる色のことで、肌や目、髪、血色などのその方が持っている質感との相性を見ています。
補正する色とは、馴染みがよい色の相性ではなく、足りないものを補ってくれる足し算効果、反対にすっきりと余分なものを差しい引いてくれる引き算効果のある色の相性の事です。
例えば、青白い肌を足し算効果で血色をプラスして健康的に見せたり、黄ぐすみが気になる場合に引き算効果ですっきりさせることもできます。
これが、持っている質感を補正してより美しく見せてくれるパーソナルカラーなんです!
パーソナルカラーを左右する4つの要素
パーソナルカラーを知るために大切な4つの要素があります。
この要素を詳しく見ていくことで、得意な色の特徴が見えてきます。
- ベース … イエローベース ~ ニュートラル(中間) ~ ブルーベース
- 明るさ … 明るい ~ 中間 ~ 暗い
- 鮮やかさ … 鮮やか ~ 中間 ~ 穏やか
- 清濁 … スッキリした色 or くすみ色
➡ それぞれの要素ごとに得意な(似合う)範囲を見ていくことで、自分だけのパーソナルカラー(得意な似合う色)が分かる🌈
例えば、私の場合の得意範囲はこんな感じ。
- ベース … 弱イエローベース ~ ニュートラルのブルべ寄りまで
- 明るさ … 明るい or 暗い(重たい真っ黒は×)
- 鮮やかさ … パキッとしすぎない鮮やか
- 清濁 … スッキリした色
得意範囲がかなり具体的にわかっていると思いませんか?
この具体的な得意範囲がわかるからこそ、肌馴染みの良い得意な色だけでなく、補正してキレイに見せてくれる色までわかるんです✨
色のしくみや考え方についてもっと詳しく知りたい方はこちら comming soon..
ニュートラルやグラデーションカラースケール®について知りたい方はこちら comming soon..
シーズンに当てはまらない理由
4シーズンのタイプ分け診断は、色のイメージで分類されているから、色に詳しくなくても診断結果から似合う色の傾向がわかりやすいのがいいところ🌟
その反面、ベースカラーと色のニュアンスがシーズンに当てはまらないケースもあります。
色のイメージとベースカラーの相違
上記でまとめた通り、パーソナルカラーを知るために大切な要素は4つあります。
得意な範囲は1人1人異なるため、分類された色イメージには当てはまらない色が得意な人も大勢いるのです。
例をあげると、淡くて爽やかな色が似合う人は、ベースカラーにかかわらずブルべ夏に分類されてしまうパターン。
イエローベースの春と秋に明るい穏やかな色はほとんどないのです。
例: イエローベース / 淡くて爽やかな色が得意な人
イエローベースだけど、ブルべ夏に分類されている淡くて爽やかな色が似合う。
∟消去法で色布を見ていくとブルべ夏が多く残り、真逆のベースカラーがパーソナルカラーに選ばれる
►似合うはずのパーソナルカラーがしっくりこない現象が起こってしまう
タイプ分けにはニュートラルの概念がない
イエベ春、ブルべ冬などの4シーズンの考え方では、まずベースカラーをイエローベースかブルーベースのどちらかに分類します。
その上でシーズンごとに分けていくため、ベースカラーがはっきりしないタイプの人はシーズンに分けるのがとても難しくなります。
つまり、イエローベースでもブルーベースでもないニュートラルの人は、診断結果のシーズンが診断する人によってバラバラになることも多いのです。
日本人はニュートラル(黄みも青みも感じない中間の色)の要素を持っている人がとても多く、ほとんどの人がニュートラルの範囲にかかっています。
►はっきりした強いイエローベースや強いブルーベースの人は少数派です!
かといって、4シーズンに分ける診断が悪いわけではありません。
シーズンど真ん中に当てはまる人にとっては、色のイメージを共有しやすくて活用しやすいと思います◎
4シーズンの考え方についてもっと知りたい方はこちら comming soon..
好きな色と似合う色は違う?
「好きなものと似合うは違う」なんて言われたりもしますが、実際にはほとんどの方がご自身の似合う色をなんとなく把握しています。
つまり、似合う色と好きな色が一致することも多いんです。
それでも、普段使いでは選ばない色が着てみたかったり、憧れのイメージは違うということもあるはず。
だからこそパーソナルカラーで似合うを発見したいけど、「もしも似合わないって言われたら嫌だなぁ…」
と不安な人も結構いらっしゃるのではないでしょうか。
好きな色と似合う色が違ったらどうする?
パーソナルカラー診断では、その方に際立って似合う色が分かります。
でも、必ずしも「似合う色=好きな色」ではないこともあります。
そんなとき、好きな色が似合わないと診断されたら、ちょっと悲しいですよね。
実は私、そんな診断が嫌で、元々はパーソナルカラーが好きではありませんでした💦
ドレスコーディネーター時代、「好きだけど、この色は似合わないって言われたから…」という花嫁さまを何人も見ています。
その度に、「パーソナルカラー診断なんてしなければいいのに、、」と思っていました😶🌫️
そんな私が、いまではパーソナルカラーリストになった理由。それは、
好きな色を自由に、似合いにくい色も上手に着こなすコツを伝授したいから。
そう、自分の得意な色の範囲を知るということは、苦手な色の工夫ポイントも分かるということなんです。
似合わないから着れない色はない!
誰でも得意な色と苦手な色はあるんですが、「似合わないから着ない方がいい色」はありません。
ピンクといっても淡くてあたたかみのあるピンクもあれば、濃くて凛とした印象のピンクもあります。
同じ色味でもベースや鮮やかさ、明るさの掛け合わせで何通りもあるのが色の世界。
この色は似合わない、なんてことはなく、似合う色は必ず見つかります。
なので私の診断では、「この色は似合わない」で切り捨てることはしません。
そして、例え好きな色が似合いにくい色であったとしても、ちゃんと自分に似合う着こなしはできるんですよ💓
持っている質感から似合う色の傾向が分かれば、同じ色でも生地感やデザインを工夫したら似合うに寄せていくことができちゃいます。
これは、タイプ分け診断だと法則が見えづらく、お伝えするのがちょっと難しいんです。
だから私は、得意な範囲が細かく見れる、グラデーションカラースケール®を選びました。
診断では、「好きな色を自由に着こなすポイント」を必ず伝授します!
…それにしても、あんなにパーソナルカラーが嫌いだった私がまさかパーソナルカラーリストになるとは。
あの頃はまったく思いもしませんでした😂
このお話は伝えたい事いっぱいなので、また別途書きますね✍

パーソナルカラーを知るには?
パーソナルカラーを知るには、プロの診断を受けるのが確実です!
特にグラデーションカラースケール®がおすすめ◎
最近はAIを活用した自己診断ツールなどたくさん出てきましたが、やっぱりプロの目で見て診断するのとツール診断では結果が異なるケースもほんとに多いです。
先日はカラーリスト仲間が百貨店のコスメブランドに設置されている顔写真を撮影するAI診断ツールを試したそうですが…
青みが強いブルーベースのはずがまさかのイエベ秋診断だったと聞いてびっくりしました😵
もし、自己診断やタイプ分けのプロ診断を受けて「なんか納得いかない…」という方は、グラデーションカラースケール®でのカラー診断を受けてみるのがおすすめです!
得意な範囲が明確に分かるから、似合うも好きも自由に着こなせる「本当のパーソナルカラー」を知ることができます🙌
結婚式前に診断して、ドレス選びだけじゃなく新婚生活も毎日がワクワクするような彩りを一緒に見つけましょう♪
\ 空き状況をcheck! /