一生に一度の結婚式。
そこで欠かせないのがウェディングドレス。
そしてドレス選びは、一番最初にスタートする結婚式準備です。
「ドレス選びで意識した方がいいポイントってあるの?」
「どんなドレスを選んだらいいか分からなくて不安。。」
そんな方へ、ドレスコーディネーターとして結婚式場に勤務していた経験を持つプロ目線から特に大切なポイントをまとめました。
キーポイントは、トータルコーディネートで考えること。
この記事が数あるドレスの中から運命のドレスを見つける第一歩になれば嬉しいです。
ドレスの種類
まずは、ドレスの種類について。
ドレスは様々なライン(シルエット)があります。
主なラインは以下の4種類です。

他にも、スレンダーラインやベルラインなど様々な種類を目にする機会があると思いますが、大まかにこの4種類と考えて大丈夫です◎
◇プリンセスライン: 腰の部分から大きく膨らむスカートのボリュームが華やかなライン
◇Aライン: すっきりとしたウエストラインからAの形のように裾へ広がるライン
◇マーメイドライン: ヒップラインまで体にフィットしていて、尾ひれのように裾へ向かって広がるライン
◇エンパイアライン: 胸のすぐ下にある切り替えしから、すとんと落ちるようにスカートが広がらないライン
ドレスはラインによって全く雰囲気が異なります。
どう選んだらいいのか分からない場合は、まず着てみたいシルエットから考えてみましょう。
気になるラインのドレスは、まず一通り試着してみるのがおすすめです。
試着してみると、思っていたドレスのイメージが変わったり、意外な発見があるかもしれません。
ドレスの生地やデザイン
次に、ドレスの生地やデザインについて。
同じシルエットのドレスでも、生地や装飾のデザインが異なれば、ドレスの印象はかなり変わります。
例えば、同じAラインのドレスでも、以下のように生地が変われば全く違うドレスのように感じます。
・高級なカーテンのような重たいしっかりとした生地のAラインドレス
・透け感のある軽くてふんわりとした柔らかい生地のAラインドレス
また、装飾デザインもイメージを左右します。
肩周りを覆うようなショルダーがついているもの、ドレス全体にビーズ刺繍が施されているもの、バックスタイルが華やかなロングトレーンのものなど。
※トレーン … ドレスの後ろ側の長い部分のこと。昔は高価な白い生地を贅沢に引きずることで身分を示したともいわれています。
一口に「○○ライン」といっても、普段着以上に生地やデザイン次第で印象が異なります。
ラインにこだわりすぎず、お好みのイメージややりたい結婚式の雰囲気を思い浮かべながらデザインを絞るとよいでしょう。
\もっと知りたい!ドレスの豆知識/
ドレス選びのポイントとは?
では、ドレスを選ぶ上でどんなことを意識するとよいのでしょうか。
ドレスコーディネーターのプロ目線でおすすめしたい点は以下の2点です。
重要ポイント① ドレス単体で考えない
どのドレスがいいかな…
とドレスのデザインばかりに目がいきがち。
ですが、実はドレス単体で検討するのは “なんか違ったかも” の原因となりやすいです。
当日はヘアメイクを整え、ブーケを持ち、新郎様と2人で歩きます。
そして最も大切なのが会場の雰囲気。
憧れていた結婚式のシーンや、披露宴でのイメージなど、試着室ではなく当日会場に立つご自身を想像することがポイントです。
会場の雰囲気は装花でかなり印象が変わりますし、ブーケと会場装花の相性も関係します。
どのドレスも良くて迷ったら、トータルコーディネートでベストなドレスを選ぶのがおすすめです。

試着のとき、できるだけブーケやアクセサリーも付けてもらいましょう!
多少イメージと違っていても、ブーケとアクセサリーの有無でドレスの見え方が全く異なります。
試着すると好みもわかりやすくなるので、まずはドレスコーディネーターにおすすめを用意してもらうのもいいですよ。
Column:お花は季節によって用意できない種類もある
当日のブーケはこの花がいい!と決まっている という方もいらっしゃると思います。
ですが、お花は生もの。
シーズンによってはご用意が難しい花の種類があることも注意が必要です。
用意ができても、他のお花に比べて高額だった、というケースもあります。
後悔しない装花選びのためには、プランナーさんではなく装花担当の方としっかり打ち合わせすることが大切です。
色合いや好みの雰囲気のお花の写真を複数用意し、具体的なイメージ共有をしながら相談をしましょう。
「画像のどんなところが好みか」「使いたい花はあるか」「披露宴のイメージ」「ボリューム」「予算」etc..
ドレスが決まったけどブーケのイメージが湧かない、という方も、大まかなイメージだけでも伝えられるよう準備できると安心です。
重要ポイント② 実物の見え方と写真映りの違い
ドレス選びの際に、実物と写真映りの違いを念頭に置くこともポイントです。
広い会場では試着室よりも遠くから見る人がほとんどで、目立つくらいがちょうどよかったりします。
デザイン
かわいいけど、ちょっとキラキラしすぎて派手じゃないかな…?
実際のドレスを見たら想像以上に華やかでびっくりした、という方もいらっしゃると思います。
普段着とは全く違う雰囲気で戸惑う気持ちがあるのもわかります。
でも、ドレスが派手すぎる、ということはほとんどないので安心してくださいね。
当日の会場は試着室の何倍も広く、華美な装飾やボリュームがちょうどよいくらいです。
例えば、ビジューやグリッターなどのキラキラとしたデザイン。
スポットライトに照らされて動くたびに美しく輝き、広い会場でも映えて入場の演出にぴったり。
また、当日の写真では実物よりもずっと落ち着いた印象に映ります。
後日写真で振り返ってみたら、もっと華やかにしてもよかったかもと後悔した…
なんてことが無いように、華やかくらいでちょうどよい、ということを頭の片隅に入れておきましょう。
色
「あれ…?このドレスってこんな色だっけ??」
試着したドレスを見返していたら、なんだかドレスの印象が違って見える気がする。。
実は、よくあることです。
実物の色と写真に写ったドレスの色が違って見えることは、防げないと考えた方が妥当です。
そもそも色は、可視光線と呼ばれる光が物体に反射・吸収されることによって見えるものです。
ですから、試着室の照明の色と会場の照明の色が異なれば、ドレスの色の見え方も変わります。
よく聞くのが、淡い色のドレスを写真で見たらスポットライトの光で色が飛んでほぼ白に見えるというケース。
写真での見え方にこだわりたい!という方は、当日着用するのか、前撮りで着用するのかなど
シーンを踏まえて検討するのもポイントです。
パーソナルカラーと骨格診断
ドレス選びにおいて、お似合いの方向性が分かるパーソナルカラーや骨格診断を受けてみるのも一つです。
自分に合うメソッドで似合う方向性を知ることができれば、結婚式だけでなく日常にも活かすことができます。
- 自分で決めたいけど、いつも悩みすぎてしまうから1つの判断軸がほしい
- 当日は普段と違うイメージで周囲を驚かせたい
- 客観的な意見がほしい
選択肢を絞れる
パーソナルカラー診断や骨格診断のいいところは、1つの判断基準になるところです。
「ドレスの種類がたくさんありすぎて決められない」
「どれも可愛くて迷ってしまいそう」
そんな方は、お似合いの方向性を知っておくと選びやすくなるのでおすすめです。
いつもと違う自分を演出できる
普段、ご自身がどんなイメージで見られていると思いますか?
キャラクターや雰囲気などから、ご友人はあなたのドレス姿を想像しています。
自分らしいイメージにぴったりのドレスももちろん素敵ですが、いい意味で周囲を裏切るドレスも着てみたい。
そんな方は、診断で見つけた新しい似合うも取り入れるのがおすすめ。
入場時の歓声や、驚く友人の表情も最高の思い出になりますよ。
フレッシュな客観的視点
診断でプロに見てもらうと、客観的な意見がもらえます。
好みのイメージとぴったり合うものもあれば、意外な似合うが見つかることも診断の醍醐味。
また、自分では気づかいないうちに陥っていた、似合わない気がする不安も払拭できます。
好きだけど私に似合っているか不安、というケースも、上手に着こなすポイントが見つかれば安心です。
得意と不得意の傾向と対策を教えてくれるサロンで診断しましょう。
ドレスコーディネーターから見る○○診断
診断は、似合うの方向性がわかります。
ですが、ドレスコーディネーター視点でお話すると、1点だけ懸念点があります。
それは “診断結果がすべてではない” ということ。
仮に、診断では似合わないとされた色やデザインでも、実際のドレスでは診断結果が当てはまらないことも多々あります。
この記事でも挙げたように、ドレスは装飾やデザインでかなり印象が異なるからです。
でも、私自身がドレスコーディネーターとして働いていた時、診断結果を気にしすぎてしまう方が多いように感じました。
ですから、ドレスコーディネーターのプロ目線としては、
“診断結果は1つの参考材料” として受け取ってほしいなと思います。
大切なのは、トータルコーディネートで考えること。
ぜひドレスコーディネーターの提案にも耳を傾けてみてくださいね。
ドレス選びに活かせる診断
パーソナルカラー診断や骨格診断を受けても、参考程度ならあまり意味がないのかな…
という疑問が浮かんだ方もいるのではないでしょうか。
実は、ドレスを着こなすために診断結果を活かせるのが最大のメリット。
診断で分かった苦手と得意の傾向が分かれば、ドレスをもっと素敵に着こなすポイントがわかります。
これからパーソナルカラーや骨格診断を検討している方は、
「似合わない」を見つける診断ではなく、
「着こなしのポイント」が分かる診断を受けるのがおすすめです。
もし、過去に診断を受けた方で「似合わないと言われているから」がドレスを諦める原因になっている方は、諦めなくても大丈夫。
着こなしのポイントは教えてもらってないという方は、私のところへご相談くださいね。
あなたらしい魅力を惹きだす、最高のトータルコーディネートをご提案します◎

持込ドレスの注意点
ドレス選びにこだわりたい、という方の中には、式場外のドレスショップも選択肢に入れている方もいらっしゃると思います。
ただ、ドレスを持ち込むにあたっては、いくつか事前に確認しておくべき点があるのをご存じでしょうか。
うっかり知らずに契約してしまった、という場合にはトラブルに繋がるケースもありますので、ドレスの契約前に必ず式場に確認しましょう。
- ドレスの持込料金が高額
- 持込の場合はドレス以外も割引特典が適用外になる
- 搬入時のドレスのシワが目立つ
- 当日のドレス破損等のトラブルには式場スタッフが対応ができない
- そもそもドレスの持込ができない etc..
意外かもしれませんが、ドレスの持込で料理や装花など他項目の割引特典が適用外になるケースは多いんです。
また、持込ドレスの場合、式場のドレススタッフは一切ドレスに手出しできないケースがほとんど。
どうしても持ち込みたいという場合は、デメリットもしっかりと把握した上で手配することが重要です。
Column:いつからドレスショップに行く?
ドレス選びが始まるのは、挙式日の半年前くらいが一般的です。
式場契約後、半年ほど前になったらドレス担当から連絡が入って予約をするというパターンが多いようです。
外部のドレスショップも並行して検討したい場合は、同じく半年前を目安に予約するのがよいでしょう。
予約が取れるのは1カ月以上先になることもあるため、余裕を持って連絡するのがベスト。
半年前では不安… という方は、8カ月前くらいを目安にスタートできると安心です。
ただし、大幅なダイエットを検討している方はあまり早くスタートしない方がいいかもしれません。
大きくサイズが変わってしまうとドレスがズレ落ちる原因になりますし、サイズ変更を余儀なくされる事もあります。
新しいサイズでは同じドレスを用意できないことも多いので、ドレス選びが始まる前に済ませておくのが理想です。
ドレス選びに迷ったら
何着もドレスを試着しているうちに、どのドレスがいいか分からなくなってしまうことはよくあります。
そんな時は、無理にドレスを決めようとせずに、一度ドレスから離れてみるのも有効です。
他人に意見を聞きすぎてしまうと、気持ちがゆらぎ、流されるままにドレスを決めてしまい後悔した…
というケースも見受けられます。
客観視して決めたいという場合には、試着時の写真でドレスを確認するのも目線が変わります。
会場装花や挙式のイメージとも兼ね合わせて、
「この場所にこのドレス姿で立ったら世界観がマッチするか」を想像してみましょう。
周囲の意見を取り入れることも大切ですが、自分の気持ちに正直に選ぶことも大切ですよ。
試着の目安について
また、ドレス選びで必要以上に迷わないためには、ドレスを試着しすぎないことも大切です。
人が何かを選ぶ時に最も選びやすいのは、選択肢が3つのときと言われています。
3着だけでは決められない、という方が大多数かと思いますが、試着は多くても10着以内に収めるのがおすすめです。
1度の来店で3~4着ほど試着できるため、目安として2~3回の来店でドレスを決めるつもりで選んでみましょう。
トータルコーディネートでドレスの最適解を見つけましょう!
いかがでしたか?
ドレス選びに大切なのは、“トータルコーディネートで考えること” です。
当日の会場に立つ自分を想像し、試着時にはブーケもアクセサリーも用意してもらいながら、ドレス姿を比較していきましょう。
もし、当日のイメージが難しいという場合には、誰かに話しながら整理するのがおすすめ。
お話ししているうちに、イメージが言葉になってきますよ。

第三者目線からのアドバイスや相談がほしい方は、ぜひ私を頼ってください!
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